東京ヤクルトスワローズ・長岡 秀樹(八千代松陰出身)が5100万円増の年俸9200万円と大幅昇給を勝ち取った。
長岡は高卒3年目の2022年に正遊撃手に定着したが、昨年は打率.227と苦しみ、2024年も開幕は下位打線でのスタートになるなど、打撃に課題を抱えていた。そんな中、今年は163安打を放ち、最多安打のタイトルを獲得。打率.288を記録し、初のベストナインに選出されるなど、躍進のシーズンとなった。
長岡がプロ入りした2019年ドラフトは、森 敬斗(桐蔭学園出身:DeNA1位)、遠藤 成(東海大相模出身:阪神4位)、韮沢 雄也(花咲徳栄出身:広島4位)など、多くの高校生遊撃手が指名を受けた年であった。
現段階でレギュラーに定着しているのは、長岡とオリックス・紅林 弘太郎(駿河総合出身)のみ。同世代で初の打撃タイトルホルダーとなり、ドラフト時は下位指名であった長岡が2019年ドラフト高校生遊撃手組で年俸トップに踊りでた。2025年は年俸1億円の大台突破に期待がかかる。
<2019年ドラフト入団の高校生遊撃手年俸ランキング>