第103回全国高校サッカー選手権大会に出場している東海大相模(神奈川)は2日、東北学院(宮城)に3対0で勝利し、初出場ながらベスト8入りを決めた。野球部は選抜、選手権ともに12回出場を誇る全国を代表する名門で、そのうち夏は2回、選抜は3回も優勝しており、全国大会に出場すれば、ほぼ上位に勝ち進んでいる。

 昨年は19年以来、6年ぶりの甲子園出場を決め、21年秋から就任した原俊介監督にとっては初めての甲子園となった。苦しい神奈川大会を制した東海大相模は投打でしっかりと強さを発揮し、ベスト8に進出した。エースとして君臨した198センチ左腕・藤田琉生投手は日本ハムから2位指名を受けた。新チームも関東大会に出場し、2年連続夏の甲子園を狙っている。

 25年も運動部が躍進を見せることができるか注目だ。