法政大・吉安 遼哉捕手(大阪桐蔭)が卒業後、日本生命でプレーすることが決まった。大阪桐蔭時代は2年春からレギュラーを獲得し、秋には捕手に専念。20年の選抜が中止になり、交流試合となった東海大相模戦では勝利に貢献する好リードを披露した。
法政大では3年春から正捕手として活躍し、3シーズンは規定打席に到達した。4年秋は8試合出場にとどまったが、12打数4安打1本塁打2打点、打率.333と打撃は好調だった。正確なスイングから本塁打を打てる左打ちの捕手で、正確なスローイングも魅力的だ。吉安は日本生命行きは「チャンス」と捉えていた。理由としては正捕手として活躍した石伊 雄太捕手(近大高専)が中日から4位指名を受けた。石伊は公式戦15試合でスタメンマスク。石伊の穴を埋めるために捕手補強を行ったが、採用したのが吉安だったのだ。
入社1年目からスタメンのチャンスを掴んで、ドラフト候補に浮上することができるか注目だ。