16日、ソフトバンクからFA権行使して巨人に移籍した甲斐 拓也捕手(楊志館)の人的補償で伊藤 優輔投手(小山台―中央大―三菱重工West)の獲得を発表した。SNSでは「これはすごく良い選手が取れたのでは」「新天地でも頑張れー」「伊藤投手ようこそソフトバンクへ」など移籍に対して多くの反応が寄せられた。
伊藤は昨年怪我からの支配下復帰を果たし一軍初登板も経験した。二軍では29登板3勝、9セーブ、防御率0.90の好成績を残し、来季一軍の中継ぎ陣を支える存在として期待のかかっていた右腕だ。
小山台時代には1年時から公式戦登板を経験し、高校3年時春のセンバツ大会に21世紀枠で出場。夏の甲子園出場は叶わなかったが、「都立の星」として大きく注目を浴びた。その後は中央大、三菱パワー(現・三菱重工West)と名門で腕を振り、20年のドラフトで巨人から4位指名を受けた。
伊藤のファンからは、「結構いいと思ってた矢先って感じ」「昨年ようやく一軍に出て来て良いボール投げてるなーとは思ったが…」「伊藤怪我明けで期待してたのに、、、」「取られちゃあかんとこ取られてるやん」など、飛躍が期待された右腕の移籍に悲しむ声も多く投稿されていた。