15日、日本野球連盟が25年度の公式大会日程を発表した。各地域で社会人の強豪チームが出場する中、4月4日から5日間にかけて行われるJABA四国大会に社会人の名門が多く集まった。さらには、2015年から開催県のチームが交代で参加している四国アイランドリーグplusから徳島インディゴソックスが出場。12年連続ドラフト指名を達成した独立リーグの強豪が社会人の名門と対決することとなった。

　出場チームで注目したのが元巨人でドラフト1位の高橋 優貴投手（東海大菅生―八戸大）、菊田 拡和内野手（常総学院）らが新たに加わったミキハウスだ。同チームは元巨人でドラフト1位の桜井 俊貴投手（北須磨―立命館大）も所属し、昨年の都市対抗大会にも出場を果たしている。また同じく近畿から日本生命が出場。昨秋のドラフトで石伊 雄太捕手（近大高専-近大工学部＝中日4位）と立松 由宇内野手（藤代-立正大＝ロッテ6位）の２人をプロに送り込むなど、能力の高い選手が揃っている。

　また、関東からは日本通運、NTT東日本、東芝、他の地域でも三菱自動車岡崎やJFE西日本など昨年の都市対抗野球に出場した強豪も多く名を連ねている。開催地域の四国からは四国銀行、JR四国、アークバリアの3チームが参加。地元地域の応援を背に躍動することが出来るか注目だ。

【JABA四国 出場チーム一覧】
関東：日本通運、NTT東日本、東芝
東海：三菱自動車岡崎
近畿：日本生命、ミキハウス
中国：シティライト岡山、JFE西日本、日鉄ステンレス
四国：四国銀行、JR四国、アークバリア
九州：JR九州、KMGホールディングス、Honda熊本
その他：徳島インディゴソックス