広島はFAでオリックスに移籍した九里 亜蓮投手(岡山理大付)の人的補償は金銭を選択し、キャンプ前の補強はほぼ終了した。

 昨季、退団した選手は10名で、20名以上が退団や育成落ちなどをしているソフトバンクに比べると動きは小さかった。

 16年からのセ・リーグ3連覇に貢献した野村祐輔投手(広陵)が現役引退。18年に12勝を挙げ、優勝を経験した岡田 明丈投手(大商大高)など投手9名が退団した。

 野手の退団も少なく、支配下の退団は8名。育成落ちは1名で9名の支配下が空いたが、ドラフトでは5名、現役ドラフト2名獲得、新外国人2名の獲得で、計9名の新入団により、支配下68名とシーズン前にしては残り登録できる枠が少ない状況となっている。

【広島】

退団 矢崎 拓也投手(30歳・慶応-慶応義塾大)
引退 野村 祐輔投手(35歳・広陵-明治大)
引退 育成 新家 颯投手(21歳・田辺
自由契約 ロベルト・コルニエル投手(29歳・ファウスト・ヒメネス・サンティアゴ高-アストロズ傘下-カープアカデミー)
戦力外 戸根 千明投手(32歳・石見智翠館-日本大)日本新薬へ
戦力外 岡田 明丈投手(31歳・大商大-大阪商業大)明治安田生命へ
戦力外 曽根 海成内野手(29歳・京都国際-ソフトバンク)サムティへ
戦力外 内間 拓馬投手(26歳・宜野座-亜細亜大)
戦力外 育成 藤井 黎來投手(25歳・大曲工
戦力外 育成 坂田 怜投手(25歳・正智深谷-中部学院大)