社会人野球の名門・JR東日本が新人選手8名を発表した。

 投手では作新学院の剛腕・小川哲平投手、児玉 悠紀投手(日大三-青山学院大)、八戸学院光星の左腕・洗平比呂投手などが加入する。小川は昨年のセンバツでは不調で、5回5失点に終わったが、夏の栃木大会では29.1回を投げ、21奪三振、防御率0.00の快投を見せた。140キロ後半の速球を投げ込んでおり、順調に成長を見せていた。洗平は好調時は140キロ中盤の速球、鋭く曲がるカーブで翻弄する投球スタイルが持ち味だ。児玉は左スリークォーターから回転数の高いストレートと切れ味鋭いスライダーを強気に投げ込む投球スタイルが光る。最終学年では大学選手権、明治神宮大会ともに優勝を経験した。

 野手では杉崎 成内野手(東海大菅生-明治大)など3名が加入した。杉崎は東海大菅生時代、高校通算52本塁打のスラッガーとして注目を浴び、明治大ではリーグ通算20安打にとどまったが、下級生の時は1年春の新人戦で3本塁打を放つなど、長打力が大きな武器である。

 3月8日からのスポニチ大会から何名の新人がデビューするのか注目が集まる。

児玉 悠紀投手(日大三-青山学院大) 23歳・左 左

森畑 侑大投手(創価-創価大) 23歳・右 右

諸隈 惟大投手(東海大相模-東海大) 23歳・左 左

小川 哲平投手(作新学院) 19歳・右 右

洗平 比呂投手(八戸学院光星) 19歳・左 左

栗田 勇雅捕手(山梨学院-早稲田大) 23歳・右 右

山本 聖内野手(鹿屋中央-中央大) 23歳・右 左

杉崎 成内野手(東海大相模-明治大) 23歳・右 右