1月24日、第97回選抜高等学校野球大会の選考委員会が行われ、浦和実が春夏通じて初の甲子園出場を決めた。昨秋は左腕エース・石戸 颯汰投手(2年)が県大会で浦和学院に完封勝利を挙げ、センバツ出場がかかった関東大会の準々決勝・つくば秀英戦でも完封勝利を挙げた。準決勝でも明治神宮大会で優勝した横浜に1対3で善戦した。

 埼玉勢のセンバツ初出場は08年の聖望学園以来、17年ぶり。聖望学園は選抜決勝まで勝ち進み、準優勝となっている。強豪校との競り合いを制してきた粘りを選抜でも発揮できるか注目だ。

【近年の埼玉勢戦績】

08年 聖望学園 準優勝
10年 花咲徳栄 2回戦敗退
13年 浦和学院 優勝
   花咲徳栄 初戦敗退
15年 浦和学院 ベスト4
16年 花咲徳栄 初戦敗退
19年 春日部共栄 初戦敗退
20年 花咲徳栄 交流試合出場 ※コロナ禍のため中止
22年 浦和学院 ベスト4