第97回選抜高校野球大会(センバツ)の出場校が24日、発表された。

最多出場は高松商(香川)の29度目。歴代4位の県岐阜商(岐阜)の30度にあと1と迫った。その他、天理(奈良)の27度目、広島商(広島)の23度目、早稲田実(東京)の22度目と続き、この4校はいずれもトップテン入りしている。

福井の敦賀気比が5年連続出場を決めた。過去のセンバツでは、今回出場が決まった広島商明徳義塾(高知)、天理を含む、12チーム(13度)が5年連続出場をマークしていたが、その仲間入りを果たした。5年連続出場中だった大阪桐蔭(大阪)は選出されなかった。大阪勢の選出もなく、大阪代表ゼロは第4回大会(1927年)以来、98年ぶりのこととなった。

最も長いブランクの末に出場を決めたのは西日本短大付(福岡)で、38年ぶり2度目の出場。次いで、33年ぶり2度目の米子松蔭(鳥取)、20年ぶり3度目の柳ケ浦(大分)となっている。

初出場は浦和実(埼玉)、千葉黎明(千葉)、滋賀短大付(滋賀)、エナジックスポーツ(沖縄)に、21世紀枠の横浜清陵(神奈川)と壱岐(長崎)。エナジックスポーツは創部3年目での快挙で、沖縄県勢としては創部最速出場となった。

夏春連続出場は聖光学院(福島)、青森山田(青森)、花巻東(岩手)、健大高崎(群馬)、早稲田実智弁和歌山(和歌山)、滋賀学園(滋賀)、明徳義塾西日本短大付。このなかで青森山田が夏4強で最高成績だった。

2025年センバツ出場校と出場回数

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