2025年春の第97回選抜高校野球大会(センバツ)の出場32校が決まった。3月8日の抽選会を経て、3月18日に阪神甲子園球場(兵庫・西宮市)で開幕。13日間(休養日2日を含む)の熱戦が幕を開ける。出場32校のさまざまなランキングを紹介していきたい。
今年出場の32校中、センバツでの勝利数の上位ランキングは以下の通り。出場回数が最多29度目となる高松商(香川)がトップに立っている。逆にセンバツ未勝利は、初出場を除けば、至学館(愛知)、米子松蔭(鳥取)、西日本短大付(福岡)の3チーム。
1位 高松商(香川) 37勝26敗(8位)
2位 天理(奈良) 30勝24敗(11位)
3位 智弁和歌山(和歌山) 27勝13敗(13位タイ)
4位 明徳義塾(高知) 25勝19敗(15位)
5位 横浜(神奈川) 23勝13敗(17位タイ)
5位 早稲田実(東京) 23勝20敗(17位タイ)
(カッコ内は全ランキングの順位)
勝率では過去、センバツ2度の優勝経験がある沖縄尚学(沖縄)が1位で、トップ5は以下の通り。
1位 沖縄尚学(沖縄).762(16勝5敗)18位
2位 健大高崎(群馬).722(13勝5敗)34位
3位 智弁和歌山(和歌山).675(27勝13敗)45位
4位 山梨学院(山梨).667(10勝5敗)46位タイ
4位 常葉大菊川(静岡).667(8勝4敗)46位タイ
(一番右は全ランキングの順位)
センバツで優勝実績があるのは11校。トップは横浜(神奈川)の3回で、高松商と沖縄尚学の2回が続いている。最古は1924年の第1回大会を制した高松商、一番優勝から遠ざかっているのは広島商(広島)で1931年以来となる。昨年優勝した健大高崎(群馬)、2年前に優勝した山梨学院(山梨)も今年出場を果たしている。
3回 横浜(神奈川)=1973年、1998年、2006年
2回 高松商(香川)=1924年、1960年
沖縄尚学(沖縄)=1999年、2008年
1回 智弁和歌山(和歌山)=1994年
早稲田実(東京)=1957年
広島商(広島)=1931年
天理(奈良)=1997年
健大高崎(群馬)=2024年
敦賀気比(福井)=2015年
山梨学院(山梨)=2023年
常葉大菊川(静岡)=2007年
優勝回数歴代1位は東邦(愛知)の5回。昨年秋の明治神宮大会を制した横浜が優勝を果たせば4回目となり、中京大中京(愛知)、大阪桐蔭(大阪)と並ぶ2位タイとなる。昭和、平成と優勝を収めてきた横浜が、令和の時代にも優勝を成し遂げることができるか。