四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスは26日、2025年新入団選手発表記者会見を開催した。

 今年も豪華新人選手が揃った徳島だが、中でも話題を呼んでいるのが昨夏の甲子園を沸かせた藤原 佑外野手(大社)だ。

 藤原は50m最速5.8秒の快足が武器のスピードスター。昨夏の島根大会で6試合12盗塁と持ち味を見せつけると、甲子園でも4試合で4盗塁をマーク。報徳学園早稲田実ら強豪校を倒してベスト8進出に貢献し、”大社旋風”を巻き起こした立役者の一人となった。

 徳島入団が決まると、SNSではNPB入りを期待する声が多数寄せられ、注目が集まっていた。この日の会見では自身のサインに『執念』と書いた色紙を手に登壇すると、決意表明では「今年の目標は『執念』です。セールスポイントは積極性のある走塁と広い守備範囲です。この一年間で必死に努力し、夢であるNPB入りをできるよう練習していきます」と活躍を誓っていた。

 また、ファンから目標にしている選手を聞かれると、NPBトップの脚力を誇る周東 佑京外野手(東農大二―東農大オホーツク)の名前を挙げ、自慢の快足を活かした活躍に意欲を見せていた。