1試合でも多く好ゲームを!シード8校→16校に増枠!

なお今大会より、「大会序盤から強豪同士の対戦を減らして、1試合でも多く好ゲームを初戦から増やしたい」という埼玉大・山中達也学生委員長(3年)はじめ、学生と連盟の意向のもと、シード校を増枠。例年8チームだったところを、今大会より16チームまで増やした。

他にも3位校が全国大会出場の代表決定戦へ出場が可能になるなど、全国大会への可能性を広げた。今大会における上位進出の価値を高めることで、「今大会の上位校を応援する文化の形成。さらに試合機会の増加や関東地区の底上げに繋げられたらと思っています」と山中学生委員長は意図を語る。

今回の制度によって、前回大会ベスト4で第1シードは逃したものの、第2シードとして大会を戦う神奈川大の主将・田邊隼人捕手(開志学園出身)は「今日初めてしっかりと状況把握できました」と少し驚きもあったようだ。

しかし、「日程のことも考えると大きいと思います」と新制度には感謝をしている様子だ。そのうえで、「去年の先輩方の成績は超えたい」と意気込みを語り、3位以上の結果を残すつもりで調整を続ける。

新たな形で始まる関東大会。今年も熱戦が繰り広げられることになりそうだ。

シード校一覧

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