第156回九州地区高校野球大会鹿児島県予選の組み合わせ抽選会が2月22日、鹿児島市の鶴丸高校文化館であった。

 大会は3月20日から4月3日まで、鹿児島市の平和リース、鴨池市民、両球場である。優勝チームが九州大会(長崎・4月19日―24日)に出場する。出場チームは4つの連合を含む59チーム70校。昨秋の大会を制した神村学園が第1シードで、以下鹿児島実樟南国分中央出水中央隼人工鹿屋中央れいめい、8強以上の8チームがシードされた。

 この一昨年のNHK旗以降、約2年間県大会負けなしの神村学園は3季連続の甲子園出場を逃した悔しさを春の県大会に向け、夏3連覇への足掛かりとしたい。逆に神村学園の「連勝記録」を止めるのはどのチームかも大きな見どころだ。

鹿児島実樟南の伝統校、公立の雄・国分中央などがその一番手に挙がってくるか。急速に力をつけている隼人工や強豪私学の鹿屋中央、れいめい、出水中央の下位シード勢も力がある。