薩摩おいどんリーグ2025は2月22日、姶良市のビーラインスポーツパーク姶良球場でオープニングセレモニーと開幕ゲームがあった。

 鹿児島でキャンプを張る社会人、大学、クラブチームなどを中心に、国内トップクラスのアマチュアチームによるカテゴリーを超えた交流戦は、今年で3回目を迎えた。昨年まではおいどん「カップ」の名称だったが、頂点を競うのではなく、交流がメーンということで「リーグ」と名称変更になった。

 オープニングセレモニーでは小薗健一実行委員長が「今大会は参加するチームの皆さんの技術向上と、野球の普及。皆さんが熱いプレーを見せて、観戦に訪れた子供たちが野球の『あこがれ』を見つけられるように盛り上げていきたい」とあいさつした。

 オープニングゲームは社会人の強豪・パナソニックと東都1部の名門・中央大が対戦。重富小6年生の今村結斗さんの始球式で幕開け、地元高校の吹奏楽部による応援などで盛り上がった一戦は6対5で中央大が競り勝った。

全試合、入場無料で観戦できる。リーグは3月9日まで、過去最多となる54チームが参加し、同球場や鹿児島市の平和リース球場など8市、8球場で117試合を開催する。