28日、楽天の前田 銀治外野手(三島南)が左アキレス腱断裂手術を行ったと発表された。試合復帰は6ヶ月を要する見込みだ。

 前田は2021年春の甲子園に出場し、三塁打を放って存在感を示した。同年のドラフトでは楽天から3位指名を受け入団。しかし、22年のフェニックスリーグではフェンスに激突するアクシデントに見舞われ、右足腓骨骨折で離脱を経験している。ここまで一軍出場はないが、昨季2軍で公式戦ほ初本塁打を記録するなど、光るものを見せていた。それだけに、今回の怪我は痛恨だ。

「高校野球ドットコム」では三島南時代の前田に密着。「浅村(栄斗=大阪桐蔭)さんを見習って、右方向に打球を飛ばせるように頑張りたい」と球界を代表する先輩を参考に、楽天での活躍を誓っていた。

 プロに向けて「打席に入ったら本塁打を打ちたい」と笑顔で話していた前田。怪我を癒し、一軍で輝く姿を期待したい。