東都一部の中央大は現在、鹿児島で行われているおいどんリーグに参加している。
今年は甲子園で活躍してきた選手だけではなく、地方大会でも活躍した選手も入部している。
捕手では、二塁送球1.8秒台の強肩を誇る山崎 豪琉(細田学園)、強打の山野井 寛大(横浜隼人)が入部。山野井は昨夏の神奈川大会・鶴嶺戦で、広い平塚球場で本塁打を放った。
内野手では高校通算61本塁打のスラッガー・高橋 徹平内野手(関東第一)、藤本 陽毅(京都国際)、福井県ナンバーワンショート・前川 竜我(福井商)、高校通算12本塁打を記録した左の強打者・松嶋 祥斗(智弁和歌山)が入部した。高橋は22日のおいどんリーグのパナソニック戦から起用され、いきなり長打を記録。ここまで6試合のうち、4試合でスタメン起用されており、3長打を放った。高橋とともにスタメン起用されているのは、前川だ。高橋と同じく6試合出場しており、二塁、遊撃で出場し、高い守備力を発揮している。藤本は甲子園優勝に貢献した巧打堅守の遊撃手で、主将としてキャプテンシーを発揮した。松嶋は5番ファーストとして和歌山大会では17打数7安打4打点の活躍で、昨夏の甲子園に出場した。兄・晃希内野手(浦和学院)に続いて中央大に進学。兄は昨年の春のリーグ戦で一塁手部門でベストナインを受賞している。
外野手では、昨年のセンバツで14打数7安打の活躍を見せベスト4に貢献した好打者・青木 勝吾(中央学院)、3番センターとして活躍した左の好打者・若井 勇輝(桐蔭学園)が入部した。青木はおいどんリーグでは1、2番で起用されており、1日のソフトバンク戦で4打数2安打の活躍を見せた。若井も代打で出場している。
また、147キロ右腕・下山 大楽(北海道栄)は当初、投手として合格したが、大学では外野手としてプレーする。
すでにAチームのオープン戦で出場する選手が多い中央大新入生の野手陣。この春のリーグ戦では何名の選手がデビューするのか注目だ。