2025年春の第97回選抜高校野球大会(センバツ)は7日に抽選会を実施。18日開幕(阪神甲子園球場)の大会を占う組み合わせが決まる。
昨年秋の明治神宮大会を制した横浜(神奈川)は、今大会優勝候補の筆頭に挙げられる。もちろん、横浜の初戦の対戦相手が気になるところだが、過去5大会のセンバツ初戦の結果を調べてみると、意外なことが分かった。
19年 ●5-13 明豊(大分)
14年 ●5-9 八戸学院光星(青森)
12年 〇4-0 高知(高知)
11年 ●1-5 波佐見(長崎)
08年 ●2-6 北大津(滋賀)
過去、センバツに16度出場で8度初戦敗退を喫しているが、その半分がここ5大会で喫するなど、近年ではやや初戦に苦しんでいる。2006年に優勝して以降、5大会で4度初戦敗退。ここ2大会では大量失点を許しての敗戦でもある。
メジャーのレッドソックスなどで活躍した松坂大輔投手を擁して春夏連覇を達成した1998年以降は、初戦突破すれば、優勝2回、準優勝1回、8強1回と好成績を収めている。横浜にとって近年「鬼門」ともいえる初戦を乗り越え、4回目の優勝へと突き進みたいところだろう。