スラッガー、名手など野手も注目選手が勢ぞろい！
対する野手陣にもスラッガータイプなど、あらゆる選手たちがいる。
まずは東都リーグから、国士舘大の三ッ田 康朔内野手（福井商出身）、松本 京大外野手（健大高崎出身）の2人を挙げたい。三ッ田はコンパクトなスイングが光る好打者で、松本は鋭いスイングで痛烈な打球を弾き飛ばすスラッガーだ。熾烈極める東都で優勝を達成した原動力が、今大会でも発揮されるか。
全国制覇を成し遂げた中央大は実力者揃いだが、選抜チームに呼ばれて全試合出場した強打者・山口 剛大内野手（大崎出身）。シャープなスイングが光る松浦 祥真外野手（掛川西出身）などに注目したいところ。
他にも多くの選手がひしめくが、2部以下に所属するチームだと、4部にいる東京農業大・間 亮太外野手（日大三出身）は準硬式では珍しい木製バットを使う強打者。強烈なスイングが印象強く、スケールの大きさを感じさせるスラッガー。並みいる好投手から快音を響かせてほしいところだ。
東京六大学では当時1年生ながら1番打者としてリードオフマンを務めた法政大・岩谷 波瑠内野手（遊学館出身）は、しっかりと足を使った守備は軽快。センスの良さがうかがい知れる。
また下級生ながら11月の選抜チームで全試合出場を果たした明治大・山田 聖和内野手（東海大菅生出身）。早稲田大・塩尻 真生外野手（早稲田実出身）などが、普段からリーグ戦でしのぎを削っている。大会での活躍を期待したい。
さらに神奈川リーグからは、神奈川大・澤田 捷輝内野手（豊川出身）。さらに関東学院大から美登 祐介内野手（平塚学園出身）、金城 颯弥内野手（興南出身）の2人を挙げたい。
澤田は11月の関東選抜に召集された実力者。美登、金城はともに1年生ながら、全国大会で全試合出場。チームの主力選手として活躍している将来性豊かな選手。特に美登は中軸を担っており、活躍が期待されるところだ。
そして北関東リーグでは、高崎健康福祉大・櫻井 暢彦外野手（健大高崎出身）などが楽しみなところだ。
投打であらゆる実力者たちが所属する準硬式。この多様性こそが、準硬式の魅力の1つでもある。それは実力に限らず、高校までのキャリアも十人十色。軟式野球から準硬式に飛び込んでくる選手など様々だ。
そんな選手たちが同じ土俵で戦うのが準硬式であり、関東最大のトーナメントが今回の関東大会だ。果たして今大会を通じて目覚ましい活躍を見せるのは誰になるのか楽しみにしたい。
