3月10日から開幕した、関東地区大学準硬式野球選手権大会はベスト16が決まった。関東No.1の称号、そして夏の全国大会出場をかけた戦いも後半戦に突入する。

今大会から第2シード制度を設け、シード校が16校へ倍増したが、ここまで13校残っている。シード校が順当に勝ち残ったといっていいだろう。17日からは4回戦が始まるが、ベスト8に入れば来年の関東大会におけるシード校となる可能性が高まる。

さらにベスト4に入ると、うち3校は夏の全国大会への出場権、もしくは出場権をかけた予選会への出場権を得ることになる。ここからは1試合1試合が大きな意味を持つ試合になる。

ノーシードから破竹の勢い見せる早稲田大に注目!

その中心は中央大だろう。昨年、関東大会及び全国制覇の中央大が2連覇を果たすのか。それとも止めるのか。1つ見どころであるが、4回戦は日本体育大と対戦する。前回大会も4回戦で戦っている両校、前回は中央大に軍配が上がったが、今回はどうなるか。

中央大と日本体育大の対戦のように、前回大会のリベンジマッチが4回戦では多く組まれている。

前回大会準々決勝で対戦した法政大と筑波大。同じく前回は準々決勝で相まみえた帝京大と立教大。そして前回は1回戦で10対8の打撃戦を演じた慶応義塾大と専修大が激突する。

特に法政大と帝京大は優勝候補、そして専修大はノーシードのダークホース。注目校の行方は見逃せない。

またノーシードからスタートした早稲田大も見逃せない。3回戦では第1シード・関東学院大を撃破して勢いに乗っている。4回戦では第2シードである明治大と対戦する。

初戦でノーシード・創価大に6対2で勝利した今大会の優勝候補。シード校の意地を見せるのか。早稲田大が再びシード校撃破となるか楽しみだ。

2部リーグの下克上、合同チームの躍進が光る

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