2025年春の第97回選抜高校野球大会(センバツ)が、18日に阪神甲子園球場(西宮市)で開幕。開会式の後、1回戦3試合が予定されている。
昨秋東京都大会を制した二松学舎大付が開幕戦に挑む。2002年からセンバツでは5大会連続して初戦敗退。現監督の市原投手を擁して準優勝した1982年以来、43年ぶりの白星を狙う。柳ケ浦も1990年以来、35年ぶりのセンバツ白星を目指す。
花巻東は期待の4番、巨人古城茂幸内野守備走塁コーチの長男、古城 大翔内野手(2年)が肉離れによる負傷で、影響は避けられない。2018年以来、2大会ぶりの春1勝は打線の奮起にかかってくる。米子松蔭は1992年以来、2度目の出場でセンバツ初勝利をかける。
今大会、1回戦屈指の好カード。決勝戦のカードといっても過言ではないほど、過去の実績も現チームの実力も拮抗している。センバツ連覇を目指す健大高崎は右腕エース、プロ注目の158キロ右腕・石垣 元気投手(3年)が左脇腹を痛めていることが判明。当日の状態が注目される。名将・馬淵監督率いる明徳義塾が、前回王者との大一番でどう対応するのか。百戦錬磨のチームの戦いぶりが注目される。
18日は日本(東京ドーム)で、ドジャース対カブスのメジャー開幕戦が予定されている。二松学舎大付OBの鈴木 誠也外野手、花巻東OBの大谷 翔平投手が出場予定。両チームは、ナイターでの大先輩の開幕戦を前に、勝利を挙げてエールを送りたいところだ。