18日、第97回選抜高等学校野球大会が開幕し、今大会の注目遊撃手の1人である岡部 飛雄馬内野手(3年)(敦賀気比)が大会での活躍を誓った。
164センチながら野球センス抜群。昨秋は公式戦で打率.535を記録し、さらには明治神宮大会で本塁打を放った。この本塁打について「自分は本塁打を打つタイプではない。それでも小さく鋭い打球を打つことにこだわりがあります。この冬はその頻度を高めるために、室内練習場で高めてきました」とオフの取り組みを振り返る。
決して恵まれた体型ではないが、「小さいこと以外は走攻守すべてに誰にも負けない自信がある」と胸を張る。守備も注目される岡部は「守備範囲の広さに自信があります」と語るように、今大会でも好守備を見せられるか。
大会2日目の第1試合で初出場の滋賀短大付と対戦する敦賀気比。岡部は「相手は技巧派左腕なので、振り回さないでいきたい」と意気込んだ。