第97回選抜高等学校野球大会第5日、多くの好投手が140キロ台の速球を投げ込んだ。
第1試合では早稲田実の好左腕・中村 心大投手(3年)が最速146キロを計測。鋭く曲がるスライダー、センバツから使い始めたチェンジアップのコンビネーションで8回1失点の好投をみせた。早稲田実の2番手・小俣 颯汰投手(2年)は最速141キロを計測。この冬に伸びた右投手で、センバツ前の練習試合で好投し、ベンチ入りを掴んだ。速球投手が揃う高松商は先発の末包 旬希投手(3年)は140キロ、リリーフの行梅 直哉投手(3年)は145キロ、152キロ右腕・高橋 友春投手(3年)は148キロをマークした。
第3試合は滋賀学園の長﨑 蓮汰投手(3年)、土田 悠貴投手(3年)の両右腕が142キロをマークした。
大会5日目を終えて、140キロ超えは27名となった。大会6日目の第1試合は、出場校最後となる東海大札幌と日本航空石川の一戦が行われる。どちらも好投手を擁し、140キロ超えが期待される。
<球速一覧>
一部の投手は平均球速も記載
【152キロ】
平均球速144.12キロ
【148キロ】
高松商・高橋 友春投手(3年)3/23 早稲田実戦
【147キロ】
平均球速140.79キロ
【146キロ】
早稲田実・中村 心大投手(3年)3/22 高松商戦
【145キロ】
平均球速139.52キロ
【144キロ】
【143キロ】
【142キロ】
【141キロ】
【140キロ】