<第97回選抜高校野球大会:健大高崎4-3敦賀気比>◇23日◇2回戦◇甲子園
健大高崎の剛腕・石垣 元気投手(3年)は、23日の敦賀気比戦に9回裏二死から登板し、最速152キロをマークした。152キロは横浜の織田 翔希投手(2年)に並ぶ最速タイ記録。
石垣は昨春のセンバツで出場校投手では最速となる150キロ、昨夏も最速153キロはトップで、このままいけば、3大会連続で速球王となる。
3大会連続の150キロ到達は奥川 恭伸投手(星稜-ヤクルト)以来の快挙。奥川は18年夏に最速150キロ、19年センバツでは最速151キロ、19年夏では最速154キロをマークした。
石垣も順調にスピードアップしている。センバツの歴代最速は08年の平生 拓也投手(宇治山田商)、12年の藤浪 晋太郎投手(大阪桐蔭)の153キロだ。準々決勝以降の登板も期待される石垣はセンバツで歴代最速の速球を投げ込むことができるのか。