<第97回選抜高校野球大会:横浜8-7沖縄尚学>◇24日◇2回戦◇甲子園
横浜が沖縄尚学を1点差で下し、13年ぶりにベスト8進出。チームを救ったのは3番手でマウンドにあがった山脇 悠陽投手(3年)だった。
流れを呼び込む快投だった。4回からマウンドを受けた山脇は、「甲子園は緊張したけど、最初の打者を抑えることが結果に繋がった」と得意のスライダー、カーブを巧みに使った投球で三者連続三振。続く5回も走者を出しながら抑えると、6回二死まで無失点で繋ぎ奥村へとバトンを繋いだ。これには横浜の村田 浩明監督も手放しで称賛。「山脇が本当によく投げてくれました」と仕切りに名前を挙げて好投を称えていた。
チームは奥村 頼人投手(3年)、織田 翔希投手(2年)の強力な二枚看板を擁し、今大会初戦も2投手の継投で勝ち上がってきた。山脇は速球こそ130キロ後半だが、また2人とは違ったスタイルで沖縄尚学打線を翻弄した。
「織田、奥村がいる中でどうやったら活躍できるかを考えていた。自分は変化球で交わしながら抑えていくのが持ち味。今日は良さを出すことができた」
この日は織田が指のアクシデントもあり3回途中で緊急降板。1点差に迫られる苦しい展開となった中、新たな投手を起用して勝ち切ったことは大きな一勝になる。
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