第97回選抜高等学校野球大会7日目を終え、再び剛速球を投げ込んだ投手が現れた。
それが山梨学院の菰田 陽生投手(2年)だ。第2試合の西日本短大付戦の5回表から登板した菰田は最速152キロを計測。その後、直球は33球のうち、150キロオーバーは5球と、エンジン全快の投球を見せた。平均球速146.64キロは、横浜の織田 翔希投手(2年)が記録した144.12キロを上回った。
これで山梨学院・菰田、横浜・織田、健大高崎の石垣 元気投手(3年)の3投手が選抜大会では歴代2位タイとなる152キロをマークする大会となった。
1大会で3投手が150キロ以上を計測するのは史上初の事例である。
なお、7日目は菰田を含め、140キロ以上の速球を投げ込んだのは5名。大会通しての140キロ超えは37名となった。
<球速一覧>
一部の投手は平均球速も記載
【152キロ】
平均球速 146.64キロ
平均球速151.4キロ
平均球速144.12キロ
【148キロ】
山梨学院・山岸 翔輝投手(3年)3/24 西日本短大付戦
【147キロ】
平均球速140.79キロ
【146キロ】
早稲田実・中村 心大投手(3年)3/22 高松商戦
【145キロ】
横浜・奥村 頼人投手(3年)3/24 沖縄尚学戦
3/19 市和歌山戦では143キロ
平均球速139.52キロ
【144キロ】
【143キロ】
【142キロ】
【141キロ】
【140キロ】