<第97回選抜高校野球大会:西日本短大付11-5山梨学院>◇24日◇2回戦◇甲子園
西日本短大付(福岡)が、「2発」を含む8安打11得点の猛攻を見せて、一昨年のセンバツ覇者の山梨学院(山梨)を下し、センバツ初の8強入りを果たした。夏も含めた甲子園では夏優勝した1992年以来の8強入りとなった。
1回2死一、三塁で5番の安田 悠月外野手(3年)が右翼へ強烈なライナーを放つ。右翼手が前に突っ込んで捕球できず、打球は一気にフェンス方向へ。安田は一気にホームまで駆け抜けた。先制の3ランとなるランニングホームランを放つと、今後は4回には1死二塁から、4番の佐藤 仁内野手(3年)が左翼越えの2ランを放って、勝負を決めた。
初戦では3番の斉藤 大将外野手(3年)もランニングホームランをマーク。西日本短大付はこの春甲子園でクリーンアップの3人が「本塁打」を放って、チームをベスト8に導いた形となった。
初戦で完封勝利を挙げた中野 琉碧投手(3年)は10安打5失点ながら、2試合連続となる完投の好投で、強力な山梨学院打線を抑えた。
佐藤は「ホームランは切れるかどうかわからない中で、入ってくれてよかったです」と振り返った。西村監督も「子供たちが頑張ってくれた。その一言です。安田の一打は非常に大きかった。佐藤も腕をたたんでうまく打ってくれました。中野もしっかり投げてくれました。山梨学院さんは、素晴らしい打線でしたので、よく5点で抑えてくれました」とナインの健闘を称えていた。
プロ野球では日本ハムがオープン戦首位で開幕を迎えようとしている。OBでもある日本ハムの新庄監督へ「8強進出」のニュースを届けることになった。
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