<第97回選抜高校野球大会:聖光学院7-4早稲田実>◇25日◇2回戦◇甲子園
左腕対決となった一戦は、聖光学院(福島)が早稲田実(東京)に勝利し、2013年以来、12年ぶりのベスト8進出を決めた。序盤で0対3とリードされながら、中盤以降に打線が奮起しての逆転勝ちだった。
3回までに3点を奪われたが、4回に3点を奪って追いつくと、3対3で迎えた7回1死二塁から4番の竹内 啓汰外野手(3年)が左前へ適時打を放って勝ち越しに成功。頼れる4番の一打に、後続も続いて、この回3点を奪って勝負をつけた。竹内は4回に、反撃ののろしを挙げる適時打も放つなど、チームを鼓舞し続けた。
竹内は「投手がいいと知っていた。来たら反応しようと思っていた。チャンスで1本出せたことはよかったが、満足せず次に向かっていかなければいけない」と口元を引き締めた。
技巧派左腕の大嶋 哲平投手(3年)は先発9回7安打4失点(自責2)の完投勝利。早稲田実の左腕エース・中村 心大投手(3年)との投げ合いに勝利して、チームを8強に導いた。3回まで3失点も、5回からの3イニングはパーフェクト投球。打線がウリの早稲田実の勢いを封じ切って、チームの逆転勝ちをお膳立てした。
初戦で高松商(香川)との伝統校対決を制して勢いに乗っていた早稲田実だが、中盤に打線が沈黙したのが響いて逆転負け。夏へのリベンジへと向かう。
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