<第156回九州地区高校野球大会鹿児島予選:川内3-0鹿屋工>◇24日◇1回戦◇鴨池市民球場

 川内は初回、一死満塁から4番・草野 絢祐(3年)の犠飛で先制する。

 2回は二死二塁で、1番・是枝 春翔(3年)が2打席連続となる左越え二塁打を放ち、2点目を挙げた。

 3回以降も毎回走者を出しながら追加点が奪えなかったが、7回一死二塁から4番・草野が左前適時打を放って待望の追加点を挙げた。

 川内の先発は背番号11の左腕・井ノ下 哲平(3年)。テンポ良く打たせてとる投球がさえて、鹿屋工打線を散発4安打、球数わずか96球の省エネ投法で完封した。

 鹿屋工は6回一死から1番・鬼塚脇 魁霧(3年)が左越え二塁打で出塁し、三盗を決めたが、スクイズ失敗の挟殺プレーでタッチアウト。数少ない好機を生かせなかった。