健大高崎の剛腕・石垣 元気投手(3年)が本領発揮の投球となった。8回に155キロをマークし、甲子園をわかせた。

 石垣が凄いのは平均球速だ。この試合の平均球速は153.1キロと、プロのクローザーに匹敵する投球。150キロ以上の速球が17球中、16球だった。これは巨人のクローザー・大勢投手が23日のロッテ戦で計測した最速155キロ、平均球速153.3キロに匹敵する球速だ。

 大会前に脇腹を痛めた石垣だが、試合後の合同取材では、調子の良さを語っていた。準決勝ではさらに本領発揮した投球を見せてくれそうだ。