健大高崎の剛腕・石垣 元気投手(3年)が本領発揮の投球となった。8回に155キロをマークし、甲子園をわかせた。

 大会最速の155キロを叩き出した健大高崎石垣 元気投手(3年)。大会初戦は怪我で登板が叶わなかったが、ここにきて本領を発揮している。

 「今日は(球速)が出ると思いました」と話したように、初球から153キロ、2人目の初球で155キロを計測して観客からどよめきが起こった。この日投じた直球17球中16球が150キロ超え。まさに圧巻の投球だった。

 大会前には「センバツで155キロは出したい」と語っていた石垣。試合後、次なる球速の目標を聞かれると「155キロを越えたい」と話し、「そのためにも最高のコンディションで出場できるように過ごしていきたい」と語っていた。