2025年春季の第156回九州地区高校野球福岡大会は2日、準々決勝が行われ、2校の公立校が準決勝に進んだ。

 県内有数の進学校でもある公立の東筑は、6対3で九産大九州に競り勝った。1回に1点を先制されたが、その裏に3点を奪って逆転。中盤に1点差まで追い詰められたが、終盤に突き放した。

 第1回夏の選手権大会に出場している伝統ある公立校、久留米商は、延長10回タイブレークの末に、13対8で東筑紫学園に大逆転勝ちした。1対7から7回に5点を奪い、9回に1点差を追いついて延長戦へ。10回表に6点を奪って振り切った。

 祐誠は2対1で東海大福岡に逆転勝ちした。7回に1点を先制されたが、その直後の8回に2点を奪って試合をひっくり返した。

 福岡大大濠は5対2で飯塚を下した。2対2で迎えた7回に3点を勝ち越して逃げ切った。

 4日に準決勝の東筑祐誠福岡大大濠久留米商が予定されている。

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