3日から高校日本代表候補の強化合宿がスタートした。

 初日に候補選手たちが顔合わせを行い、アップ、キャッチボール、シートノック、打撃練習と一通りのメニューをこなした。この合宿では小堀 弘晴捕手(健大高崎)が主将に抜擢された。首脳陣から声の大きさや、存在感のある動きをしていたのが評価された。

 初日を終えて、小倉全由代表監督は「センバツで活躍した選手や、9地区の推薦いただいた選手たちなので、しっかりと良さを出していたと思います」と高評価した。特に打者陣の木製バットの対応力の高さに目を細めていた。

「やはり1年以上、新基準バットの練習をずっとやっている選手ばかりですので、そういった意味ではかなり飛ばしていたと思います」

 参加した野手では田西 称内野手(小松大谷)が柵越えを連発しており、野球関係者を驚かされていた。

「私から細かく言うことはありません。とにかく選手たちには自分たちの良いモノを出してほしい。それだけを願っています。わたしたちはそういった選手たちを見て、吸収していきたい」と語った小倉監督。

 翌日は紅白戦が予定されている。果たしてこの合宿で評価を上げる選手はどの選手になるのか。

【シートノックの編成】

【捕手】

川尻 結大(仙台育英)

大栄 利哉(学法石川)

小堀 弘晴(健大高崎)

横山 悠(山梨学院)

吉﨑 創史(武相)

<一塁>

木村 颯太(東洋大姫路)

菊地 政善(聖光学院)

<二塁>

蝦名 翔人(青森山田)

奥村 凌大(横浜)

イーマン 琉海(エナジックスポーツ)

<三塁>

為永 皓(横浜)

田西 称(小松大谷)

大石 來輝(高知)

<遊撃>

岡部 飛雄馬(敦賀気比)

赤埴 幸輝(天理)

眞喜志 拓斗(沖縄尚学)

高畑 知季(東洋大姫路)

比嘉 大登(沖縄尚学)

<外野>

【レフト】

奥 駿仁(西日本短大付)

中村 心大(早稲田実)

奥村 頼人(横浜)

【センター】

藤森 海斗(明徳義塾)

坂本 慎太郎(関東第一)

【ライト】

藤田 一波(智弁和歌山)

見村 昊成(東洋大姫路)