高校日本代表候補の強化合宿の1日目が3日、奈良県内で行われた。この日は午後から約3時間の練習が実施され、シートノックや木製バットでのフリー打撃、投手は一部がブルペンで投球を行った。
今年9月に沖縄で行われるWBSC U-18ワールドカップ。地元からの選出に期待がかかる選手の一人がエナジックスポーツのイーマン 琉海内野手だ。
50m走6秒0と俊足の持ち主で、今春の甲子園では10打数8安打の大活躍。「たまたま調子が良かっただけ」と謙遜していたが、バットコントロールの上手さを見せつけた。
地元開催でのU-18ワールドカップ出場には「より強い想いはあります」と意欲を見せている。4日には紅白戦が行われる予定。「自分の持ち味は足なので、そこはしっかりアピールしていきたい。盗塁もしっかり決められるようにしたいと思います」とかき回すことを宣言した。
また、木製バットは普段の練習では使用しているものの、実戦では今回が初めてとなる。「どうなるかわからないですけど、一本打てたらと思います」と話したイーマン。木製バットでも甲子園同様に快音連発となるか。