3日から高校日本代表候補の強化合宿がスタートした。公立校唯一の選出となった芹澤 大地投手(高蔵寺)も練習に参加した。周りは甲子園出場の選手たち。最初は緊張したというが、「左投手の方と仲良くなることができて、学ぶことができました。代表に選ばれたのは驚きでしたけど、レベルの高い選手たちと交流して、成長したい」と振り返った。

 線の細さが課題で、この冬は体重増加に取り組み、68キロから5キロ増量の73キロへ。3月の東濃実との練習試合で最速150キロに到達。芹澤も「以前よりは軽く投げていても出力は上がっていると思います」と手応えを感じている。

 4日の紅白戦では登板予定。「普段通りの投球をしていきたいと思います」と冷静に語った。ライバルや、高校日本代表の首脳陣を驚かせる投球はできるのか。