2025年春季の第156回九州地区高校野球福岡大会は4日、準決勝が行われ東筑と福岡大大濠が決勝にコマを進めた。
東筑は7回コールドの10対2で祐誠に勝利した。1回に2点を先制すると、1点を返された後の3回、4回にも追加点を重ねるなど打線が奮起し、コールド勝ちに持ち込んだ。
福岡大大濠はバッテリーの攻守にわたる活躍で、8回コールドの7対0で久留米商に快勝した。2回に9番・志村 隆之介投手(3年)が右翼へ満塁本塁打を放って4点を先制すると、8回には6番・東 志恩捕手(3年)の左翼への2ランなどで3点を奪って勝負をつけた。左腕の志村は投げても先発8回をわずか3安打の完封勝利。投打で活躍を見せ、チームを決勝へ導いた。
5日に決勝と3位決定戦が予定されている。