高校日本代表候補入りした151キロ右腕の二刀流・新井 瑛太投手(滝川)が3日間の候補合宿で高校日本代表を目指すことを決意した。

 4日の紅白戦では2イニングを投げ、無失点。参加投手では最速の147キロをマークした。

「調子も良かったですし、良い打者ばかりなので、全力で勝負しました。その上で参加した投手の中で最速のストレートは良かったです」と笑顔を見せた。

 中学時代は明石ボーイズに所属し、外野手としてジャイアンツカップに出場。エースは東海大相模の福田拓翔投手だった。目立たない存在だったが、一気に球速アップし、ドラフト候補として注目される存在となった。

  注目される進路については「プロ、進学のどちらも考えています。ただ高卒プロにいくならば、圧倒的な結果を出せるようにしたいです」と語る。

 小倉全由監督は二刀流選手の存在が重要と語っており、新井にも当然チャンスがある。

「二刀流で結果を残して、高校日本代表入りを果たしたいです」と強く意気込んだ新井は激戦区・兵庫でも報徳学園、東洋大姫路といった強豪校の選手たちに負けないパフォーマンスを発揮できるか注目だ。