<春季東京都高等学校野球大会:日大三13-0正則(5回コールド)>◇6日◇2回戦◇スリーボンドスタジアム八王子

 西東京の強豪・日大三が13得点大勝で初戦突破を果たした。

 春初戦は「例年以上に振ってきた」と三木 有造監督が話すように12安打の猛攻を見せた。初回から連打で4得点を先制すると、3回時点で12得点まで積み重ね、5回コールド勝ちを収めた。

 中でも7番の嶌田 大翔外野手(3年)が、3安打5打点の活躍。2回には満塁本塁打を放ち、「冬場の練習の成果が出た」と笑みをこぼした。会心の一撃に指揮官も「打力のある選手。低めの打球をうまく打ってくれました」と称賛。嶌田も「自分の売りはシャープなバッティング。次の試合でも外野を抜くような打球を打っていきたい」と意気込んでいた。

 次戦に向け、「打たないと勝てない。全員で打って勝っていきたい」と嶌田。三木監督も「この選手に回ったら打ってくれるような、絶対的な選手がもっと出てきて欲しい」と打線に奮起を促していた。