2025年の春季神奈川県高校野球大会は12日、中止順延となっていた2回戦2試合と、夏のシード権が与えられるベスト16をかけた3回戦が行われた。
センバツで優勝した横浜は市ケ尾に5回コールドの11対0で勝利。センバツ優勝後の「初戦」を快勝で飾った。
初戦で日大藤沢を破った川和が、藤沢翔陵を破ってベスト16入り。夏のシード権を獲得した。2回に1点を先制すると6回にも1点を加えて完封勝ちした。
藤嶺藤沢は7回コールドの8対1で横浜創学館に快勝。東海大相模は、桐蔭学園を4対1で破って、それぞれ強豪対決を制してベスト16入りを決めた。
横浜商大は5対3で慶応を破った。1対3で迎えた7回に3点を奪うなどの逆転勝ちだった。慶応は夏はノーシードで戦うことになった。
センバツに21世紀枠で出場した横浜清陵は延長10回タイブレークの末に、横浜栄を3対2で振り切って初戦を突破。ベスト16を決め、夏のシードをもぎ取った。
その他、立花学園、向上、三浦学苑などがベスト16入りを決めた。
13日に3回戦が行われ、ベスト16が出揃う。