<令和7年度 春季近畿地区高等学校野球滋賀県大会:水口13-12立命館守山>◇12日◇1回戦◇湖東スタジアム
昨秋に8強入りして、今春のセンバツにおける21世紀枠の県推薦校に選ばれた水口が延長11回の末に立命館守山を下した。
この試合では14安打13得点と打線が活発。「この冬はとにかく打力を鍛えてきました。トレーニングと振ることはけっこうやってきたので、その成果は出たと思います」と栁内洋紀監督は語った。
昨秋は準々決勝でセンバツに出場した滋賀学園に4対6で惜敗。秋は打てなくても点を取るために盗塁やバントを積極的に仕掛ける「超積極野球」で勝ち進んだが、一冬を越えて野球をバージョンアップすることに成功した。
「夏は秋の戦い方と変えないといけない。守備をしっかりやった上ですけど、最後は打力で負けると私学には勝てません。点を取るにはまずバットを振れないといけないので、この冬はかなり力を入れてきました」(栁内監督)
冬場はティーバッティングやロングティーなどでボールを打ち込み、自分の打球を確認しながら打力を高めていった。
3番捕手の岩田悠希主将(3年)も「打球の強さが変わって、長打が増えてきました」とチームの成長を実感。この日は4本の長打が飛び出した。
相手の立命館守山は2021年、22年に夏の滋賀大会で準優勝している強豪校。突き放しては追いつかれる試合展開となったが、粘り勝つことができた。
「私学を倒して、滋賀県一になることが目標です」と話す岩田。実力校の私立を下し、目標へと着実に歩みを勧めた。
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