イベントも積極開催で、地域に根差した店舗を目指す

そんなスタンドイン甲子園では、球児たちとの交流を深めるきっかけとなるイベントも積極的に開催。この夏は、スポーツブランド・アシックスジャパン株式会社が主催する「TRY!ASICS!」という企画を開催。

新作スパイク・GOLDSTAGE I-PRO MA3の試し履き、さらにはメーカーの方による足のサイズ測定が実施されたイベント。今回で5回目とのことだが、「実際にプロの方が来て、接客やサイズ測定する様子を見られる機会は難しいので、勉強できる大事なイベント」と立塚店長は話す。

特に近年、立塚店長は接客をしていると自身の足のサイズ、足幅(ウイズ)を把握できていない選手が多いことを懸念している。
「足にフィットしていないと、思うようなプレーを発揮できない。ケガをするリスクも高まります。だから適当にサイズを選ぶのではないように、私たちが接客をしないといけないと思いますし、直接アドバイスをしてもらう意味でも、選手たちのために今後もやっていきたいイベントです」

まだ3年目と歴史は浅いスタンドイン甲子園。今後も甲子園とともに歩みながら、実績を積んでいくことになる。「全国的に見れば、まだまだのお店なので、近くの中高生が気軽に来てくれる。そんな地域に根差したお店を目指しながら、認知を広げたい」と立塚店長は話す。

地元・甲子園に愛されるスポーツ用品店を目指して、いまこの瞬間も球児たちに最適な道具を提案し続ける。