21日から23日の3連休、全国各地で秋の試合が行われた。また雨天で中止となった試合が24日に行われた。この4日間で愛知、青森などの県大会が終了し、秋の地方大会の出場校が決まった。編集部が選定した「秋のトッププロスペクト79人」はどんな活躍を見せたのか。

秋の高校野球、編集部が選ぶ「トッププロスペクト79人」を紹介!センバツ・神宮大会を目指すヒーローたちの戦いを徹底追跡!

 すでに地方大会出場を決めているのは8人。主な選手を挙げると青森山田の大型セカンド・蝦名 翔人内野手(2年)は県大会5試合で打率.429の活躍を見せ、県大会優勝に貢献した。中京大中京の193センチ右腕・宮内 渉吾投手(2年)は、県大会2試合登板にとどまった。準々決勝の菊華戦では1回無失点の好投で、最速147キロを計測したが、まだ大事な場面で登板できない状況が続いている。東海大会では先発、リリーフで活躍できるか注目だ。甲子園ベスト16入りに貢献した早稲田実業の143キロ左腕・中村 心大投手(2年)は一次予選免除で都大会へ。抽選会は30日に予定されている。

 甲子園ベスト8の東海大相模、神奈川準優勝の横浜も順当に県準々決勝進出。東海大相模の150キロ右腕・福田 拓翔投手(2年)は3回戦、4回戦ともに無失点の好リリーフ。8.1回を投げて、12奪三振の快投を見せている。横浜の146キロ左腕・奥村 頼人投手(2年)は4回戦の湘南工科大附戦で7回10奪三振、無失点の快投。来年のドラフト候補として期待できる投球だった。

 敗退が決まったのは13人。23日は京都国際の甲子園優勝投手・西村 一毅投手(2年)が京都外大西戦で18奪三振を記録しながらも4回戦敗退が決まっている。

 25日、26日にも登場選手がおり、25日は夏の甲子園ベスト4の神村学園が初戦を迎える。ほぼ1ヶ月ぶりの公式戦となる。145キロ右腕・早瀬 朔投手、大型遊撃手・今岡 拓夢内野手はどんな活躍を見せるのか。そして26日はタレント揃いの浦和学院が準々決勝を迎え、浦和実と対戦する。

 25日は岡山、愛媛で県大会の抽選会が行われる。

【一覧】トッププロスペクト選手と勝ち上がり状況

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