全日本大学野球連盟は5日、10月24日に行われるドラフトに向けたプロ志望届提出者を更新した。この日は1名が新たに追加で発表され、合計5人となった。

 この日プロ志望を提出したのは大阪商業大のスラッガー・渡部 聖弥選手(広陵)。高校時代には30本塁打を記録すると、大学進学後も春季リーグ戦からレギュラーとして活躍してきた。逆方向にも長打を打てる圧倒的なパワーで2年時秋のリーグ戦で5本塁打を放ち、シーズン最多本塁打記録を更新している。これまで4度のベストナイン、2年時春のリーグ戦では首位打者賞を獲得している大学生屈指のスラッガーだ。

 ドラフト上位候補としての呼び声高い打力に加え、50メートル走6.0の走力に外野手だけでなく三塁手も挑戦している守備でもアピールを続けている。大学日本代表では4番も任された大砲候補から目が離せない。

【9月5日時点での大学生プロ志望提出者一覧】

関西大   金丸 夢斗投手(神港橘

大阪経済大 林 翔大投手(乙訓

大阪経済大 柴﨑 聖人外野手(岐阜第一

大阪商業大 渡部 聖弥選手(広陵

奈良教育大 是澤 太陽投手(郡山