<第155回九州地区高校野球大会鹿児島県予選:伊集院11―1指宿(5回コールド)>27日◇1回戦◇平和リース球場

 伊集院指宿。ともに南薩地区の同地区対決だったが、伊集院が12安打11得点と効率良く得点を挙げて、快勝した。

 伊集院は初回、相手の守備の乱れと6番・宮崎 尚太郎(2年)の左前適時打で2点を先取した。

 2回は三者凡退だったが、3回以降は効果的に長打も絡んで、突き放した。

 3回表、一死三塁から4番・圖師 煌太(2年)の右前適時打を皮切りに3連打を浴びせ、6番・宮崎が走者一掃の左越え三塁打を放った。

 6番・宮崎は4回にも走者一掃の左越え三塁打を放っており、3安打5打点と猛打をふるった。

 指宿は11点差で迎えた5回裏、二死から死球、暴投で二塁まで進み、9番・前園 智紀(2年)が左越え二塁打を放って、一矢報いる1点を返した。なおも一二塁としてコールド阻止を目指したが、反撃もここまでだった。