巨人の5年目スラッガー・菊田紘和内野手が戦力外通告を受けた。

 常総学院時代は182センチ93キロの大型スラッガーとして、高校通算58本塁打を記録。高校3年6月に明豊(大分)との一戦で右中間へ特大本塁打を放った打球は衝撃的だった。レフト方向だけではなく、センターからライトにも本塁打を打てる技術を秘め、「常総のバレンティン」と評された。

 プロ2年目は二軍59試合で3本塁打、14打点、3年目は打率.251、4本塁打、31打点、4年目は打率.257、7本塁打、32打点と順調に数字を伸ばし、初の一軍も経験し、5試合に出場。今年は一軍定着を狙ったシーズンだったが、腰の怪我で長期離脱。二軍戦での出場はなく、三軍でも18試合で打率.186に終わった。