自分に合った最適なバットに気づいたのは、3年生の夏だった。
あまりこだわりがなかった分、最適の1本がなかった。最終的に「軽くて振り抜きが良いバットが扱いやすい」と独自の感覚を養われたが、根拠をもって説明できず、本当にベストだったのか定かではない。

そんななか、スポーツメーカー・ミズノがデータを駆使して最適なバットを解析するというサービスMIZUNO BIOS(ミズノ バイオス)を始めた。

今回MIZUNO BIOSを体験したのは、東京都千代田区神田に店舗を構える直営店・MIZUNO TOKYO。修理工房をはじめ開放的なレイアウトが印象的な店舗にある試打スペースで計測ができる。

新基準バットの導入も相まって、バットへの関心が高まっていた私は、早速足を運んでMIZUNO BIOSを体験した。

計測で使ったバットは、以下の3本を上から順番に使った。
・IxC 1.0
・GxP 2.0
・ミズノプロ オーダー
※バットのグリップエンドにBLASTをつけて計測開始。

1本あたり置きティーを5球、計15球を打って計測。解析時間も含めて、およそ15分前後で結果が出てきた。こういったサービスをやると、結果が出るのに時間を要してしまいがち。だがMIZUNO BIOSは待ち時間がほとんどなく、素早く解析されるので、買い物もスムーズ出来る点は素晴らしい。

1球ごとの計測もスムーズにできるので、バッティングの時間も手短にできる。全体的に手軽に実施できるMIZUNO BIOSによる打撃計測の結果から導き出されて私にとっての最適なバットは、
・IxC 1.0
・IxC 2.0
・VKONG EC
の3本だった。

BLASTの計測項目である、インパクトのときのパワーと振り始めからインパクトまでのスピードの2項目をMIZUNO BIOSに打ち込むことで計算・解析がされている。振りの軽いバットから次第に重くするのも、こうした観点から決められているという。

この結果を踏まえても、たしかにIxCシリーズは振り軽が特長ということで、実際にスイングしていても、気持ちよくバットを振れていた。しかも、現役時代に好んでいたタイプとマッチしている。当時は何となくだった感覚に、自信をもつことができた。

金属バットという大きな買い物をするにあたって、納得して購入できるMIZUNO BIOSのサービスは本当に心強い。たとえその場で購入をしなくても、今後のバットの購入や、自チームで使っているバットのなかで最適なバットがどれなのか。いまの自分にベストな1本を見つけるための基準を明確するという意味でも、解析してみる価値はある。

現在はMIZUNO TOKYOのみのサービスになっているため、気になる球児は是非店頭に足を運んでほしい。

<店舗情報>
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町3-1
TEL/03-3233-7000(売場番号案内)
営業時間/11:00~20:00

【アクセス方法】
<JRご利用の方>
・JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」より徒歩8分

<地下鉄ご利用の方>
・東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」B5・B7出口より徒歩4分
・都営地下鉄新宿線「小川町駅」B5出口より徒歩4分
・東京メトロ丸の内線「淡路町駅」A2・A4出口より徒歩5分
・東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄三田線・新宿線「神保町駅」A5出口より徒歩6分

詳細情報:https://jpn.mizuno.com/shop/globalflag_tokyo
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