<秋季鹿児島県大会:鹿児島実 5-0 池田>1日◇2回戦◇鴨池市民球場

 夏の鹿児島市大会を制したシード校・鹿児島実に9人チームの池田。一方的な展開も予想されたが、1点を争う緊迫の展開となった。

 鹿児島実は初回、2回と満塁の好機を作ったが得点ならず。

 4回裏に一死二塁から1番・室屋 友郎(2年)が中前適時打を放って先制したが、池田の先発右腕・森下 凌志(2年)の前に7回まで1得点しか挙げられなかった。

 池田打線も鹿児島実の右腕エース・大野 純之介(2年)の前に打線が振るわず。7回に先頭の2番・藤澤 優泰(1年)がエラーで出塁、4番・鈴木 陽(2年)の左前打などで二死二三塁と一打逆転の機会を作ったが生かせず。

 鹿児島実打線は8回裏、ようやく森下を攻略。1番・室屋の中前2点適時打、連続野選で計4点を追加した。

 エース大野は13奪三振、被安打4で完封した。