＜秋季鹿児島県大会：鹿屋中央 12―2 鹿児島中央＞1日◇2回戦◇平和リース球場

　鹿屋中央は1回裏、わずか1安打ながら、4四死球の制球難にエラーも絡んで打者一巡で4点を先取した。

　3回裏は先頭の6番・田畑 晃（2年）が右越え三塁打を放ち、7番・原 悠斗（2年）の犠飛で6点目。安打と連続四球で満塁とし、2番・穂園 陽大（2年）が右越え2点適時二塁打を放ち、4番・秋田 心（2年）、5番・草宮 隆心（2年）も適時打で続き、打者10人で6得点のビッグイニングを作って大きく流れを手繰り寄せた。

　11点差を追いかける鹿児島中央は5回表、一死から9番・安樂 航平（2年）、1番・安冨 僚介（1年）が連打で好機を作り、3番・上野 裕太主将（2年）が中越え三塁打を放って2点を返し、点差を9点に縮めた。

　その裏を無失点で切り抜けて、コールドを阻止して後半勝負に持ち込みたかった鹿児島中央だったが、その裏、鹿屋中央は先頭の3番・宮嶋 正輝主将（2年）が右越え三塁打を放ち、暴投で再び10点差として、コールド勝ちを決めた。