2024年の秋季関東地区高校野球群馬県予選は5日に準決勝が予定されている。来年春のセンバツ選考の重要参考資料となる秋季関東地区大会(10月26日開幕・神奈川)に出場できるのは2チーム。勝てば切符をつかめる大一番を迎えた。

 対戦カードは以下の通り。(★はシード)

東農大二-★利根商

前橋育英-★健大高崎

 今年のセンバツで優勝した健大高崎が、6年連続の秋季関東大会出場を狙って前橋育英と対戦。20年秋以降の両者の対戦では、健大高崎が現在4連勝中と優位に立っている。

24年夏準決勝 〇9-8

23年秋準決勝 〇11-4

23年春準決勝 〇5-4

22年秋準々決勝 〇4-1

22年春決勝 ●1-2

21年夏決勝 ●1-6

20年秋準々決勝 〇10-7

 ここ3戦はいずれも準決勝で対戦し健大高崎が3連勝。今回も準決勝での対戦となったが、前橋育英のリベンジなるか。今大会4試合で2失点と、好調な前橋育英投手陣が、3戦すべてコールド勝ちで、29得点の健大高崎打線をどこまで抑えられるかがカギになりそう。

 ここ2戦の逆転勝ちで、1991年以来、33年ぶりの秋4強を決め、勢いに乗る利根商は、同じく33年ぶりの秋季関東大会出場をかけて東農大二に挑む。