オリックスの前 佑囲斗投手(津田学園)が戦力外となった。球団は育成選手の契約を打診しているという。

 津田学園時代は2019年夏の甲子園に出場。140キロ台中盤の速球を両サイドへしっかりと投げ分け、切れのあるスライダー、ツーシームを低めに集める投球は実戦的で高校日本代表にも選出された。同年のドラフトでは4位指名を受ける。

 4年目の昨年に一軍初登板を果たし、今年は一軍定着を誓ったシーズンだったが、一軍昇格は9月から。3試合連続で無失点投球を続けていたが、4試合目のロッテ戦で5失点を喫し、防御率7.20に終わった。

 ただファームでは36試合すべて中継ぎとして登板し、防御率1.98と好投していた。投球を見ても、140キロ台後半の速球、130キロ台後半のスライダー、フォークを投げ込んでおり、1球1球のボールの質も悪くない。育成選手の契約を呑むことになれば、来季は支配下登録復帰を目指して臨むシーズンになる。

前 佑囲斗(津田学園)のブルペン投球がエグい!