2024年秋季の近畿地区高校野球大会奈良県予選は5日、準決勝が行われる。来年春のセンバツ選考の重要参考資料となる、2024年の秋季近畿地区大会（10月19日開幕・兵庫）への出場枠は2。この準決勝は近畿大会切符がかかる戦いとなる。

　対戦カードは以下の通り。

郡山－奈良

天理－智弁学園

　近年の奈良の「2強」とも言われる天理と智弁学園が対戦。センバツへの生き残りをかけた非情な戦いとなる。近年の対戦は20年秋以降、3勝3敗とまったくの五分だけに、今年の戦いにも期待される。

＜智弁学園の対天理戦成績＞

（20年秋以降）

24年夏準々決勝　〇5－2

24年春準々決勝　●2－8

23年春決勝　〇8－4

22年秋準決勝　●1－4

21年春決勝　〇3－1

20年秋決勝　●2－8

　24年春夏と2季連続で4強入りしてきた郡山が、この秋も3季連続となる4強入りを果たした。県内ではトップクラスの進学校で、5年ぶりの秋4強入りを果たした奈良との「公立校」対決に挑む。